熊本城マラソン2019キュア・ケアサポート活動報告

　平成31年2月17日(日)　熊本城マラソン2019が開催され、(公社)熊本県柔道整復師会会員40名がフルマラソンコース30Km地点、第5関門所にて655名のランナーをケアサポートしました。同場所の他ブースには熊本赤十字病院の医師、看護師も待機されていたので活動開始前に挨拶、処置や連携の確認をさせていただき、関節、筋肉へのアプローチは柔整師、意識障害、低体温症、脱水、出血は赤十字病院と役割を明確に分担しました。その後、ランナーが来るまでの間、例年の状況、当日の天候等から予測される症状に対しての講習会を行ったり、沿道でランナーを応援したりして待ち時間を費やしました。11時を過ぎるとランナーが徐々に立ち寄り始め、12時頃には行列が出来、ピーク時には10人位待たせる状況となっていました。ランナーを少しでも楽に、そして早くレースに復帰させ完走してもらう為、各会員がストレッチやテーピング等を駆使し、キュア・ケアサポートを行いました。
　大会終了翌日、マラソン大会事務局よりお礼の電話と来年は各救護所に医師と帯同して柔整師を派遣していただけないかと当会担当者へ打診がありました。第1回大会より参加し実績を積み重ねてきた結果で、大変喜ばしいことだと思います。キュア・ケアサポート活動に参加することにより医接連携が図れると共に、柔道整復師、柔道整復術をランナーの皆様方や関係各位に認識いただける絶好の機会となることを強く感じました。来年は各救護所に会員を派遣出来るよう、更なる技術の向上と参加会員を増やすことが目標です。
広報員　岡松　潤