講習会・救護ボランティア報告

「能登和倉万葉の里マラソン2019」ケアサポート

2019/07/25

 平成31年3月10日(日)、七尾市で「能登和倉万葉の里マラソン2019」が開催され、日本陸連公認のフルマラソンや10キロ、親子ペア1.2キロの3つのコースに、全国から集まった6546人が健脚を競い合いました。
 今年も、大会主催者からの要請を受け(公社)石川県柔道整復師会「サポート接骨石川・赤十字奉仕団」のケアボランティアとして22名の会員が参加、北信越柔整専門学校から碓井貞成校長はじめ講師とスポーツ柔整科の学生20名が参加しました。
 今回特設ケアブースとなった和倉観光会館1階大ホールのステージ上に16台のベッドを並べ、午前7時30分から午後4時30分までケアを行いました。
 競技前には不調を訴える部位へのテーピングやコンディショニングを、競技後にはアイシングやストレッチを中心に行い370名の方々のケアを行いましたが、現場で立つことで気づくことは、私たちが思う以上に関節の腫れや痛み・筋肉のこわばりを感じながら出場されている方が多く、それ故に当日は私たちへ求められている役割があると感じています。
 天候が大きく崩れることなく、ランナーの方々からも「今回の大会が一番走るのが楽だった」との言葉が多く聞かれ、低体温や痙攣で苦しそうにゴールする方がほとんどいなかったのが印象として残りました。
 また、今回研修として参加したスポーツ柔整科の学生スタッフが明るい笑顔で「受付」を受け持ち、「アイシング」や「テーピング」の際は助手として会員のケアをサポートし、朝の7時からブース撤収の5時過ぎまで男子も女子も一生懸命に頑張ってくださり、ケアの途中では、本会俵大輔会員によるストレッチの実技講習の時間を設け、学生にとっても会員にとっても充実した一日になったと感じております。
 主催者や関係者、関係団体の皆さんからたくさん感謝の言葉をいただきました。これからもケアサポートのボランティア活動を通じて地域の方々へ貢献していきたいと思っております。

 
 

公益社団法人 日本柔道整復師会 〒110-0007 東京都台東区上野公園16-9
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